日付:2009/12/23
社長挨拶
タイトル:海外レポート┃オランダ編 (2009年)
アムステルダムにまだ滞在をして、花業界のリサーチやら、商談など、ツアーパート2をこなしております。

休日の土曜日でしたので、海岸線の大堤防までレンタカー、ボルボのディゼルエンジン、リッター20キロに、乗って足を伸ばしました。大事業の偉大さを感じました40キロに及ぶ堤防はオランダ人の、大地を築いてきたたくましさを肌で感じることが出来ました。

今夜はインドネシア料理をいただきました。18種類のアラカルトのチョイスでご機嫌な感じでした。体重注意です・・・。

日曜日は、ベルギーまで足を伸ばし、アントワープの街並みを堪能しました。フランダースの犬で有名な大聖堂、その広場を中心とした街並みは素晴らしかったです。デザイナーたちが集まってきてひとつのムーブメントがあるようです。
さて、オランダは建築、住宅、インテリアの先進国であることを今回のツアーで再認識が出来ました。

衣食住の分野で、衣食にはあまりお金をかけない国民性だけれども住にはかける文化であることは、私のいる花産業にもかかわりがあります。
住の中のインテリアとしての花、リビングの開口の窓枠からは必ず花が外からも伺うことが出来ます。逆に花のないおうちは見つけることが難しいくらいです。


シンプルとは? 建築、デザイン、経営、生き方


以下はオランダ花業界レポートです。

アムステルダム街の屋台でオリーブオイルで揚げた、揚げパン、オリボーレンがとっても美味しいです。こちらの名物、B級グルメです。インドネシア料理、タイ料理、アルゼンチン、イタリアン、インド料理、と多国籍、オランダ料理以外が美味しい国です。
イモ料理、マッシュポテト、フレンチポテト、マッシュルームのスープ。昨日は、タイ料理、トムヤンクンスープ、グリーンカレーココナッツ風味、がスパイシーで美味しかったです。ランチでたべたスタードスープもいけました。

ホテルの近くはゴッホミュージアム、ひまわりや、農場を描く風景画、浮世絵からの日本文化影響、アーモンドの花の明るいタッチ、暗い独特の色使いの自画像、神経質なゴッホの生き方を物語っています。国立ミュージアムも隣に隣接しています。
フェルメールの明るく繊細なタッチ、レンブラントの大作(夜警)が有名、光の描き方が大胆です。この時代の画家たちは花の絵画は枯れ草と虫が描かれています。生の花を引き立てる効果と、生命の儚さ、哀愁、繰り返す永遠を描写しています。虫は静止画に対し、時間軸、時の流れ、動画のように演出しています。写真よりリアリテイを出すための創造性を感じます。


シンプルに生きるとは?とふと考えさせられます。
人はみなシンプルな生き方をしたいと願っています。されど、なかなか、いろんな、ものが関係して、シンプルにはなれずにいます。僕の場合、タテマエと本音、自尊心と自己顕示欲、事業欲とリスク、肉体的欲求、物欲、金欲と禁欲との戦い、対立するありたい姿との戦いでもあり、ストイックと言葉にはあこがれますが、コントロールとバランス、いつも何かに駆り立てられています。体重をコントロールすることは意識改革、自己変革の第一歩。
気づき、実行するまで5年もかかったのかとおもうと恥ずかしい気持ちですが、おかげさまで、今はすこしは自制心が働いてくれています。セルフコントロール、もう1人の自分が、もう1人の自分自身をいつも意識するようにしています。ウォーキング再開します。経営者は健全な肉体と精神が必須条件ですね。

これら小欲の小さな世界でなく、大欲と呼ばれる大きな欲、自分の為の欲でなく、人のため、世の為の欲にレベルを上げたいと考えています。
おおげさですが、40歳になってそんなことを考え始めています。結果、そうなるためには自分のレベルを上げなくてはいけません。シンプルに人の役に立つ人生でありたいと、心から思えるようになりたいと考えています。なかなか雑念は払いきれませんが…
事業通じてのいろんな喜びや、課題はそれを乗り越えろと、どなたかが導いてくださってると思えることが多いです。感謝ですね。とても恵まれています。運がよくついています。応援者が遅くもなく早くもなく、出現してくださっていることがそれを証明してくださっています。僕はそれに答える意味でも、成功繁栄発展を信じて、実績を積み上げて生きたいと願っています。
また、きっとそうできる、そうなると感じています。僕に与えてくださった使命、ミッションだと信じます。重要なありがた い役割を与えてくださり感謝です。その責任を果たしていくことで、それを証明していきたいと想います。
シンプルとは、単純ではなく、複雑さを超えた、洗練さと考えることが出来ると想います。洗練されたデザインとはシンプルです。
建築も、芸術も、絵画も、お料理も、経営も、デザインも、言葉も、フラワーアレンジも・・・ごちゃごちゃしていない。フレームも色もラインも磨ぎ済まされている。センス、感性もそうありたいものです。
まさに字のごとく洗い出され、練り上げられ、磨かれているサマをいうのでしょう。そこに挑戦する創造性がスパイスされている感じがします。何でも欲張りに捨てれずにいいる、僕とは正反対かもしれませんが、そんな生き方に憧れます。シンプルに生きたいですね。
花の国オランダは進化があります。モデルにして、勉強して、進みます。スプレーマムの大手種苗メーカー、デッカー、フィデス、ロイヤルヴァンサンテン、3社訪問して、苗供給をベトナムに向けて出来ることが商談成立です。
時間はかかりますが、アジアにおける花流通の革新をライフワークとして挑戦していきます。オランダからの輸入もユーロ高も以前より収まっていますから再検討できる段階です。
エコノミッククライシス、って言葉がヨーロッパでは、よく出てきます。イギリスが特に悪いようです。南アフリカ、コロンビアからイギリスに輸出されていた花がだぶついています。フレートと呼ばれる飛行機運賃も需給バランスで決まります。日本向けのエキスポーター、ロシアなどにも強みを持つ会社とコンタクトをとりました。
ルフトハンザの安いレートをもっています。火曜日オークションの花を木曜日に到着させることが可能です。マムの平均単価が17セントと低迷して、メリットが出せます。運ぶものが少ないと、安く運べるわけです。

ケニア、エチオピア、ウガンダ、タンザニア、がアフリカの大産地、バラがメイン、マムは重量が重く、バラより容積率が悪く運賃が高いのです。よって、オランダの国内生産が安いとされる、アフリカ、中米よりも、競争力を保っています。オランダ国内生産が縮小しているのかとおもっていましたが、そうではありませんでした。

近代化されたフルオートメーションに近い、農場と呼ぶより、ファクトリーオートメションによって栽培されています。マムは植え付けから63日で収穫され年間5.5回転(5.5毛作)します。胡蝶蘭もしかりです。
切花は消費が買い控え傾向があり5%ダウン、胡蝶蘭は長持ちするのと、オートメーション化された効率 により生産価格がさがり、供給価格が安くなり、2本立ちの12輪以上のテーブル胡蝶蘭がリテール価格10ユーロで販売されています。よって消費を牽引して、10%UPです。農場の工業化が一段と進んでいます。

花市場はさらに巨大化し、30ヘクタールの追加投資が来年に向けて進んでいました。彼らは危機を機会にかえイノベーションしています。プロダクト、ロジスティック、デザイン、マーケティング、プロモーション、サプライチェーンマネージメントの、ベストプラクティスはオランダにあり、これは今回も確信を持つことが出来ました。