日付:2011/01/16
社長挨拶
タイトル:花まつ物語2 ┃ (16)コミュニケーション
社風向上のための活動として、花まつではコミュニケーションプログラムがある。モーニング・ランチフォーラムである。これは、一ヶ月に8クールを用意しており、全店長を対象としている。
食事をしながらそれぞれの一ヶ月に嬉しかったこと感動したこと、自己採点、一ヶ月の具体的目標を発表し、共有する場となっている。また花まつでは一ヶ月に一冊以上の本を読むことを勧めているため、読んだ本の感想やお勧めをする場ともなっている。
先月は松下幸之助さんの社員心得帳をテーマとした。今後、「理念と経営」をテキストにしながら自主的に読み合わせ討論会が開催れる仕組みをつくりはじめている。その他にも本社で行われる月一回の店長会議、各エリアごとに毎週行われている店長会議がある。
そしてアソシエイト全員参加のキャンペーンが年に数回行われる。母の日や、シクラメンを長持ちさせるための肥料キュートの販売、切花長持ち液の販売、おもしろPOPコンテストなどアソシエイト全員参加で販売キャンペーンが行われる。
昨年行われたキュート、切花長持ち液キャンペーンの成績上位者は、パリの研修旅行が景品としてプレゼントされた。また、2005年には、オランダ・ロンドンの研修旅行、2004年にはアメリカの流通視察など海外への視察も毎年行われている。

世界一花いっぱいの富山・北陸を目指す花まつは、家庭に花をお届けするために花のインフラを増やすプロモーションも行っている。
富山県の一世帯あたり所有する花瓶の数は、平均3本。花先進国オランダでの一世帯あたり所有数は30本。まったく及ばない数である。そこで吉章は、まず家庭に花を飾るための花瓶を増やさなければと思った。
そこで、各店で花をお買い上げいただいたお客さまに花瓶をプレゼントするというプロモーションを行った。その数富山県の世帯数と同数の34万個である。家庭内インフラを整える。
先行投資が文化を育て広げるかもしれない。小中学生にクラスに一人、花委員を任命し教室に花を飾るプロジェクトも準備中である。
マス広告、テレビ、新聞を使うより、店頭媒体、一週間に3万人の集客を活用してプロモーションの活性化をしている。花自体がコミュニケーション媒体である。

また、フラワースクール事業も同時に行っている。フラワースクールにはマスターコースをはじめ7コースが用意されている。気軽に参加していただくためにエンジョイコースの体験レッスンを安価で提供している。
なかでもマスターコースは、教育訓練給付金制度労働大臣指定講座として業界初の認定校で、実践的なインストラクターとしての指導力や、フラワー装飾業としての「雇用に結びつくアドバイザー能力」を身につけていくことを目的としている。フラワースクールの生徒数は現在1000人。
スクールの生徒さんは花カルチャーの浸透にかかせない存在となっている。た、年に2回、富山県にてフラワーショーを開催している。

昨年度には假屋崎省吾氏のフラワーデモンストレーションを開催した、テレビタレントとしても人気の同氏によるフラワーデモンストレーションは、普段花に興味を示さない層の注目も集め、1800人という集客を集め大成功をおさめた。
また、ワールドチャンピオンやヨーロッピアンスタイルを日本にはじめたオランダ、レン・オークメイド氏とジャズピアニスト板垣氏によるコラボレーションフラワーショーも行われている。

専門学校にも講師とカリキュラムを提供しており、教育事業として花文化創造塾の開設、将来は花大学、フラワーユニバーシティー構想を描いている。
花文化創造に不可欠なことは、業界発展のための人材育成であり、業界地位向上に結びつき理念、ビジョンにつながるのである。